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自己免疫疾患 “症状悪化の原因たんぱく質特定” 大阪大学など | NHK | 医療・健康
2023/04/02 07:30
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自己免疫疾患 “症状悪化の原因たんぱく質特定” 大阪大学など | NHK | 医療・健康

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230402/k10014026621000.html

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(報道はこちらから)



国内におよそ80万人の患者がいるとされる関節リウマチをはじめとした自己免疫疾患について、症状を悪化させる原因となるたんぱく質を特定し、その働きを抑える薬の成分をマウスの実験で発見したと大阪大学などのグループが発表しました。

自己免疫疾患は、免疫の異常によって関節や皮膚などの組織が攻撃され、炎症などが起きる病気で、このうち関節リウマチは国内におよそ80万人の患者がいると推計されています。

大阪大学の鈴木一博教授などのグループは関節リウマチの症状を再現したマウスを使って自己免疫疾患の詳しい原因を調べました。

その結果、免疫を活性化させる「COMMD3/8複合体」と呼ばれるたんぱく質を、体内で作り出せないようにしたマウスでは関節炎の進行が抑えられ、このたんぱく質が自己免疫疾患の悪化に関わっていることがわかったということです。

さらに、炎症を抑える目的で使われている漢方薬の原料「ライコウトウ」の主要成分「セラストロール」をマウスに投与したところ、このたんぱく質の働きが抑えられ、実際に症状の悪化を防ぐ効果も確認されたということです。

研究グループは、この成分をもとにしてより効果の高い新薬の開発に取り組むということで、鈴木教授は「自己免疫疾患の治療でよく使われている免疫抑制剤としくみが異なり、副作用の少ない薬を作れる可能性がある」と話しています。










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