やはり、私は女子が好きである。
何が好きかと言えば、一つはその表情だ。柔かな筋肉で形作られる微笑みは言うまでもない。
ろくでもない男に騙され本気で怒っている時。紅潮した頬、キュッと寄った凛々しい眉。引き結ばれた愛らしい唇から飛び出す罵声など、聞いていると思わず苦笑してしまう。可愛らしい顔からは想像もつかない言葉の数々、心惹かれる要因にしかならない。
友達と喧嘩をしたのか、それとも失恋でもしたのか、ひどく落ち込んでいる時。その両の目から涙を零す姿をずっと見ていたい。淡く色付く頬を静かに伝う一雫、唇から漏れる謝罪、後悔、悲哀の言葉。傍にいて分かち合いたい。
失敗をして一人恥ずかしがっている時。真っ赤になって慌てる姿はやはり愛らしい。必死に事実を隠そうと躍起になってさらに失敗を繰り返すなど、思わず声に出して笑ってしまう。怒るだろうか、それがまた可愛らしいということに気付きはしない。
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うん、女の子はみんな可愛いものです。見ていて飽きません。いいね、恋に部活に毎日を一生懸命な子は。素敵。
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あー、ピアノ弾きたいです。今年の夏休みは真面目になろうと決めたので時間無い。正直、しょっぱなからこんなですけどー\(^O^)/Σ
最初にポッターを観たのが敗因かな…。もう二回ほど見に行く予定ですけど\(^O^)/日野さんと、姉と!早く観に行きたいな\(^O^)/
え、行きすぎ?
全然足りないよ!!!Σ
つか風邪引いて喉痛いし頭痛いし腹痛いし、最悪ですわーorzもう、喉がくっそ痛いっす。焼き葱巻くか…Σ
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今日はちょっと前にやってたアンドロイドパラレルを掘り下げてみようと思います。つーか最近そんなしかしてぬぇええorzorzorzorzorz
何の話って方は今日の日記は記憶から抹消するか、7/16を参考にしてください。
まじ全力投球\(^O^)/Σ
とにかく、設定考えるの楽しすぎる。派生しまくって色々決まりました。でも携帯ではめんどいので気が向いたらにします\(^O^)/取り敢えず、今日は技能者同士のお話。誰とは言わないけども口調で分かる、はず笑。そんじゃ、気が向いて暇な方はどぞーё
あ、補足として、
・国は地殻変動が起こり資源枯渇
・技能者開発の人工電力が国を動かす
・けれど需要と供給のバランスが悪く万年電力不足
・技能者は電力使いたい放題
・大体A.P.H.主要キャラは技能者
技能者ってのは国から認められた人、みたいな。開発、技術、芸術、戦闘、者系に分かれてます。まだまだ考察段階ですけど!
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「生き辛い世の中に、なりましたね」
黒髪を揺らして友は笑う。くすくす、形容するに相応しいその笑い方は、出会った時からちっとも変わらない。
「そう?そうかな、うん、そうかもね」
袖で口元を隠して未だに笑う彼。くすくす、何がそんなに楽しいのか、目を瞑って笑う。声は相変わらず、絶対零度の響きでありながら。
「あなたは変わりましたね。出会った時より大分優しくなられた」
突然、そんな事言うものだから、一瞬息をつめ、直後、乾いた笑いしか漏らせなかった。
「この国は今、敷かれたレールの上を走っている」
唐突に彼の笑いが消えた。口調さえもガラリと変わる。隣を見ると、彼は袖で口元を隠したまま、何時の間にやら黒曜石の瞳を瞬かせていた。
「けれど、どこに行き着くか知りながら無視をしている者も、走っていることにさえ気付いていない者も、線路の向きを変えようと躍起になる者も、三者三様、十人十色」
用意された台本を読むように滑らか。しかし抑揚はない。感情の起伏が見受けられないのは、彼が身につけている閉心術のせいか。それとも、本気で国に興味がないか。
「それで、あなたはどの位置にいるのだろう、考えました。けれど答えが出ません」
彼と出会って、今日で丁度3118日目。8年と198日になるのだが、未だ彼の本当が分からない。別に探ろうとも思わないからいいのだけど、食事を摂ることよりは気になる。
「あなたは、どの立ち位置に、いらっしゃいます?」
黒曜石が細く糸のように見つめてくる。正直、気分がいいものじゃない。袖で隠れた口は確実に吊り上がっているだろうし、心の内では何かまた研究対象になっていそうな予感。
でも、もう全てが今更。彼との間に思考なんて意味がない。
「僕の立ち位置なんて、もう分かってるでしょう?」
彼と向き合う上で重要なのは感覚と間隔。感性と閑静。思考するコンマ零何秒で後手に回る、イコール、彼と対等ではいられない。
「やはり、あなたは変わらないのでしょうか」
くすくす、また笑っている。
都市、とりわけ中央では絶対零度の高嶺の花、なんて呼ばれる彼は、僕の前ではよく笑う。くすくす、どこか馬鹿にしたような笑みで。
「変わらない人間なんていないよ。僕も、勿論君も」
いつものように微笑を彼に向けた。当の本人はどこか彼方の方を見やって首を傾げる。
「はて、なんのことやら」
とぼけた姿、そこで初めて袖が外れた。口元から顎に持っていかれたそれ。顕になった桜色の唇は、やっぱり、綺麗に弧を描いていた。
この国は走り続けている。その速度を変えつつ、けれど今行く道を外れず。
果たして何処を目指しているのか。答えを知る者はごく少数。
間違えたのは遠の昔。
気付いたのは生まれてから。
「君は、やっぱり、変わらないかもね」
「そうですか?ま、でも、あなたも、やっぱり、変わらないと思いますよ」
くすくす、くすくす。
笑い声は止まない。
「さて、技能者仲間であるイヴァンさん」
言われてふと彼を見た。また口元を袖で覆ってはいたけれど、その目にあの殺気は宿っていない。代わりに彼の母国で大切にされる、分かりにくい優しさと憂いを湛えていた。
「自滅という名の終着駅に向けて、私達は全力で尽力致しましょう」
「もちろん、」
「防ぐのではなく加速のために、ですとも」
「はは。それ国に対する盛大な嫌味だよ、菊」
「本当を言ったまでだけど、」
「君、よく捕まらないね」
「ふふふ、考え無しに意気がる者を馬鹿と言うのだ、我が友よ」
彼の本当なんてやっぱり分からない。8年と198日経った今でも、彼と楽しく話せるのはそのせいだ。
「菊は、何が本当だと思っているの、」
「決まっています。あなたと共にいる時間が全てですよ」
「それ耀さんにも言ったでしょ」
「あれ、ばれました?」
「この前弟自慢されて大変だったんだから」
「あんのくそ兄貴」
苦々しげに顔をしかめる彼。都市にいながら、この顔を見たことがあるのは僕だけなのだろう。
隔離された空間で、やはり持つべき物は友である。
090721.K.
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はい、どん。イヴァ様と菊ちゃんのお話でした^^
個人的に、イヴァ様と菊ちゃんはドール技師仲間。出会いについては追い追い、書く、かも。二人で国のことについて、前向きにてきとうに憂いたり嘆いたり面白がったりしながら話し合ってます。
で、ちなみに、菊の兄は耀君です。腹違いの。彼は、技能者管理局電力科科長、という、かなり上の地位であり、その名の通り電力担当です。供給を担っているので、弟である菊ちゃんは好き放題やれてるって訳。なんてったって弟溺愛な耀君だもんね!許しちゃうよ!
さらにどーでもいい設定。亜細亜組は電力科です^^
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