話題:創作小説の紹介
iらんどの小説参加企画Novelite(テーマ「バレンタインLOVE」)に
『雪花*ショコラ』と
『扁桃哀歌』で参加したよーという話は方々でさせて頂いてますが、ここではそれぞれの修正箇所や追加要素、変更点などについて語りたいと思います。
※ネタバレとまではいきませんが内容に軽く触れます。
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まずは『雪花*ショコラ』について。
◆雪花という言葉をさらに調べ、コトバンクより引用しました。読み方はせっかというよりゆきばなです。ゆきばなショコラの方が製菓っぽい響きなので。
◆未里は犬を飼っているという設定でしたが、海貴も犬を飼っているということにしました。前は未里の台詞で「父ちゃんと犬にもうあげた」とありましたが、けっこう話もする親しい間柄なのに「犬」っていう言い方によそよそしさを感じ(犬の話もしてるだろうし名前ぐらい知ってるだろうと思って)、犬に名前を付けました。
◆モチは眠空作品によく登場するワンちゃんです。モチとワンセットで(ワンだけに)弟君の存在も後付けで設定しました。完全な裏設定です。弟君の名前はケンちゃんといいます。
◆海貴の飼っているしらたまはモチに対抗してしらたまという名前にしました。「同系統の食いモンじゃん」という1ネタが出来ました。しらたまのイメージは白いポメラニアンです。ガウガウ(^・ェ・)
◆修正作業をしているうちに気分が盛り上がってしまい、全体的に詩小説のような雰囲気になってしまいました。
◆初出の段階で「なんか盛り上がらないうちにシュッと終わったね」という感想を貰ったことがあるので、ラストに一文を追加しました。これで盛り上がったことになったかどうかはわからないけれど。あとはあとがきに書いてある通りです。
◆「バレンタインLOVE」に於いて「激甘」というのが前提なようなのですが、この作品は残念ながらほろ苦系です。かといって「激甘」要素を無視してはいけないと思うと同時にチョコというに足る要素を取り入れなければと思い、「甘くて苦いチョコ」というキャッチコピー的なのを苦し紛れに考えました。
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次は『扁桃哀歌』について。
◆この作品についてはあまりいじってませんが、ただ初出当時は中学3年生の2月14日事情がわからず、そもそも公立入試直前の3年生って学校とか来るんだっけ?授業とかどうなの?って感じでハッキリとはしてないので、あやふやな感じにしました。
◆とにかく、胡桃沢にとって「昼休みが勝負だったんだよ〜」な状況であれば何でもよかったんです。
◆菓子を学校に持ってくることは禁止ですが、学校帰りに買うことはOKです(…っていうことにしといてください)。
◆この作品も『雪花』同様「激甘」要素がありません。ほのぼの×ほろ苦で、言うなればほの苦系です。かといって「激甘」要素を無視してはいけないと思うと同時にチョコというに足る要素を取り(ry 「喉の奥がひりつくほど濃厚で」というフレーズを苦し紛れに考えました。
◆『雪花』も『扁桃』も糖度が増したというわけではありませんが、いずれにしろバレンタインという日は総じて「甘い」ということです。
◆経験はほろ苦くてもチョコって結局は甘いよね、よっぽどビターな物じゃなきゃ甘いよね、食べたら甘さが体に浸透するよね、チョコというアイテム出してるんだから「激甘」じゃダメですかっていう……。なんか屁理屈っぽいですね、ごめんなさい(´・_・`)
……以上、そんな感じです。