土曜日天理からさいたまに帰ってきた日曜日に38度6分の熱を出しました。
今は、お医者さんに二日間の自宅療養することになった。熱は平熱に下がったものの仕事に行ける元気がないのです。
小説始めます。
タイトルは「お父さんに言えないお悩み」
スタートです。
「うぉいい!!コラッロ待ちやがれ!」
廊下に走る音が聞こえて音の方を見ると
「いーやーよ!」
スクアーロに追いかけられているコラッロがはしってきた。
「うぁぁ!どいて!どいて!」
「ルッスーリアそいつ捕まえてくれ!」
ルッスーリアは、驚きつつも両手で買い物の袋を肩に隠れるくらいに抱えているコラッロを捕まえようとしたものコラッロは、ルッスーリアを避けて通り。近くに開いていた窓に身をのりだし外へ逃げた。
「逃げられた。」
「どうしたの?スクちゃんまたあの子に義手壊されたの?」
「ちげぇ」
「着る服を女物に変えられたの?」
「それも違う。あいつは、俺の頼んだ物を買わないで自分の物を買ってきやがた」
「あら?あの子が落としたのかしら」
ピンクでリボンの絵の袋の中身を開けて見たら
「まぁ!まぁ!ペンギンのぬいぐるみじゃない!」
お腹が灰色で円らなおめめな子供のペンギンのぬいぐるみが入っていた。
「おぃ。ルッスーリア車を出せ!あいつを迎えに行く。」
「私も行くわよ。」
コラッロは、走って走ってようやくボンゴレ本部9代目のいる屋敷に着いた。息を整え。屋敷に入っていた。
「おやコラッロちゃん9代目様は、留守です。どうゆう用件でここに来たの?」
「いつもの所へ通して。スクアーロが来てもいないって伝えて。」
9代目の身の回りの世話をする使用人が苦笑いをした。
「はい。どうぞ。」
「ありがとうダリア。」
ダリアが選んだ紅茶とクッキーを乗せたアフターヌーンセットに腰を下ろしたコラッロは、寛いでいた。
クッキーが美味しいから。ダリアの入れたジンジャーの入った紅茶の香りがいいから。いいえ。コラッロは、初代ボンゴレがモデルの肖像画が飾られた部屋でお茶を飲むのが好きでリラックスするのです。
白のかかったオレンジの髪。人形めいた綺麗な肌色。つり目をした夕日のような瞳を優しげに微笑むボンゴレ1世「夕日の微笑み」というタイトルの肖像画を眺めていると心が落ち着く。
「ジョット様コラッロが来ました。」
そっとハンカチで「夕日の微笑み」を撫でた。
「ここから通らないで!」
「うるせぇ!」
静かな部屋をスクアーロが入ってきた。
「げっ!ルッスーリアとオニババ」
「見つけたぞ!コラッロ!」
「帰りたくない!」
「スクアーロ!ちょっとストップ!ねぇコラッロちゃんあなた下着買ったんでしょ?」
「うん。」
「何買ったか教えてくれるかしら?」
「……」
「アぁん!聞こえないもっと大きな声で言え!!」
「オニババうるさい!!」
ルッスーリアに耳打ちした。
「そう。それは、よかったわね。んじゃ私もあなたのブラジャーを選んであげるわ」
「ありがとうルッスねぇ。」
「そうゆうことなら俺に言えばいいじゃねぇか。」
「ベーだ!お父さんと買い物したくなーい」
この間も父と日本で買い物していたら小学生の男の子に白髪父娘とからかわれて以来コラッロは、スクアーロと買い物をしなくなった。
「私今夜泊まるから帰んないよ」
「お前なぁ。」
ぐぅぅぅぅ。
お腹の虫の音が聞こえ。スクアーロが顔を紅くした。
「お父さんクッキー食べる?」
「いるかぁ!」
娘に差し出されたダリアの作ったクッキーを食べずに荒々しく部屋から出ていた。
「ルッスねぇ。私ここで泊まるよ。休みの日に買い物付き合ってね。」
「えぇ。いいわ。」
「可愛い下着チョイスしてよ。ルッスねぇは、私の好みわかってるだし。」
二人に泊まる許可をもらい。お父さんは娘に恥ずかしいのを見せてしまったから許してくれたか分からないけど。許くれた。そう解釈しておく。
「ジョット様。私ちょっとだけ胸が大きくなりだしました。あなたに胸大きくしててお祈りしたから叶えてくれたんですよね。
」
コラッロは、「夕日の微笑み」に話していた。
肖像画は、答えなかった。でもコラッロには、関係なかった。
「夕日の微笑み」は、コラッロに無言の感情をくれているのだから。
終わり。