私が病名を告げられた時には、十分、他人の耳目を引いた

継母からの、家庭内虐待で幼児期を過ごした、私の実の父親から、精神的圧迫を受けていた、長年。

一家のゴミが、私のところへ押し寄せた

気がつけば、うつ病を発症していた

たった一人で、家を出て、20代を惨めに過ごした
奮闘努力はしたけれども、幸せというやつには出逢わなかった

もう、初老の域に入り、滋味深い暮らしを送っている

しかし、心が不調の時、忘れていた病は、ひょこっと顔を出す


悲しいな、お父さんもあの世で、がんばっているかなあ