観てきました。
うーん…うん。
これから行かれる方は字幕無しで観るのをお勧めします。
まぁ以下感想。ネタバレ注意で。
久々の感想書きでいつも以上にグダグダです。
危惧していたヒロインの声は…何とか耐えられた。だが林原めぐみさんの声に気付けなかったのはショックですなぁ…。
要はオオカミ男(彼)と恋に落ちた女の子(花)が母になって子育てに奮闘する話なんだが…。
ごめん考えが古いとか堅いとか思われるかもだが
大学生の分際で異性と同棲した挙句に
身籠もってんじゃねぇよと
言いたい。
激しく言いたい。
まさかの事後シーンもバッチリ☆とかもうね…。親子で観に来てる家族を思うといたたまれなくて仕方なかったね。
一人目(姉:雪)生まれたら即二人目ですよ。盛り過ぎだろ。
相手大学生なんだから少しは遠慮しろ。
つーか花の両親とかその辺の人間関係が気になり過ぎる。
二人目(弟:雨)生まれたらオオカミ男が謎の死。
幼い子供二人と彼女置いて死におった…。最っ低や…。普通の子供ならまだしもオオカミと人間の混血のせいで花の苦労は絶えない。本気で殺意沸いた。もう死んでるけど。
特殊な子供事情を抱え奮闘するも子育てに対する世間の冷たさも相俟って都会から田舎に引っ越す親子。
オオカミとして生きて行くか人間として生きて行くか…将来大きくなった時に選択出来るように山奥に住居を構えた。母の愛ですねぇ。この母の愛にほんわかしたりするも後半で全て台無しにされます。
以降は"オオカミの混血"と言うことを除けば普通の日常がつらつらと続きます。
成長するにつれて雨と雪の心境も変化が。
姉の雪は昔から活発。割りと人前で平気でオオカミの姿になったりしてたけど普通(人間)であることを望んでる模様。
弟の雨はその逆。昔は臆病でよく泣いてた。人間であることよりオオカミであることを選んだ。
雪はいいよ。問題は雨。
雨サイド。
小さい頃はピーピー泣いててショタ雨可愛いよペロペロ!だったのに。
何なのアイツ。
そりゃお前の進路選べるように住まい決めたけどそれは無いだろ。
出て行くのは勝手だけど残された方の身にもなれ。
僅か10歳の我が子がいなくなるんだぞ。しかも理由が森を見守って来た主(キツネ)が死んじゃうから後を継ぎたい(※ここまで明確な言葉でもなかった)とかバーカ。バーカ。バカか。そこまで育てたのは花なんだぞ。それをお前何の相談も無しに何の言葉も無くあんな天気の悪い中出て行くとか殴りたい。
突然お前がいなくなったらご近所さんに何て言えばいいんだよ。雪にも何にも言ってねーだろ。お前一人の問題じゃねーんだよ。オオカミであることを主張するなとは言わないけど半分は人間なんだからそこは踏まえとけ。オオカミに育てられたオオカミ男なら何も言わないけど人間に育てられたんだから半分以上は人間なんだよ。親父見習え。
とにかく雨が身勝手過ぎて胸糞。
夢の中に出て来た彼も「雨は自分の生きる道を見付けたんだよ」じゃねーよ。やっぱりこいつもめででーな。
そもそも肝心の花がポジティブというか切替えが早くてついて行けなかった。
「待って!行かないで!」
〜2分後〜
「しっかり生きてね!」
この(両)親にして…か。
つか花は終始ヘラヘラしてて気分悪かった。
独り立ちがテーマみたいですが何か違う気が。擬人化させるならそれ相応の年齢にしてからにしてください。
雨が親を手伝う描写が一切無く(一応雪は畑仕事を手伝っていたようだけど)学校にも馴染めないからとか好き勝手やった挙句のサヨナラですよ。許せねぇ。それで独り立ちとか笑わせんな。
育てたんだぞっていう恩を着せる気は毛頭無いけどあんまりですね。花が報われない。
せめて人間の独り立ちの年齢期までは山と家を往復する程度に止どめて欲しかった。そしてしっかり孝行してから山に引き籠もれ。拾われたわけじゃないんだぞ…?お前の産みの親なんだぞ…?
雪サイド。
非常に元気で健気で可愛かったですね!人間とオオカミの分別もわきまえてて努力もしてたのでかなり好印象です。
ただ転校生の草平に真実を話した理由がよく分かんね。
どの辺でカミングアウトに至る信頼関係を築いたのか不明。
それより
雪「早く大人になりたい…」
草平「…俺も」
これがえろフラグに見えて仕方が無かった件。
序盤は面白くてどう終局させるのか楽しみにしてたんですが結局胸糞。雨胸糞。
しかも日本語字幕版で鬱陶しかった。
店員「日本語字幕版になりますがよろしいですか?」
私「え…?字幕が無い日は無いんですか?」
店員「ありません」
私「」
前売りの段階で言っとけ。
と思って帰って調べてみたら普通に字幕無しの日あるんだが。店員ェ…。
面白くなかったわけでは無いですが正直いうと個人的にはサマウォの方が面白かったですね。
雨が最低の映画。もう観たくない。