なんと宇津井健氏がお亡くなりに…

最近では「渡る世間は鬼ばかり」の2代目岡倉役でお馴染みにござったが…

それがし的には何というても「少女に何が起こったか」の謎の男役がインパクト大!

あ、存ぜぬ御方の為に御説明をば…少女に何が起こったか、とは…


北海道の稚内市抜海で育った少女・野川 雪(小泉今日子)。母の死の直後に現れた謎の男(宇津井健)から、亡き父(風間杜夫)は有名なピアニストであり、そして東(あずま)音楽大学学長(松村達雄)の息子であると聞かされる。父を勘当したという学長に対し「両親に謝罪し結婚を認める」「自分を東家の人間と認める」を要求すべく、東京の東家に乗り込んでゆく。

戸籍の父親の欄は空白、他にも証拠なしとして周囲から嘲られ、罵られるが、学長の取り計らいで親子関係が判明するまで、以前の母同様に東家の使用人として働く事になった。そして東音楽大学へ特待生として入学。同じ大学へ通う東家の娘、美津子(賀来千香子)と取り巻きのお嬢様学生、東家の人間、深夜0時になると現れる刑事(石立鉄男)などに悩まされながらも、雪はピアノ科助教授、大津(辰見琢郎)の指導と特待生達の友情の中でピアノの腕を上達させていく。

その一方、東音楽大学内での裏口入学問題の捜査が静かに進んでいた。


と、Wiki丸写しなわけにござりまするが(;´∀`)

0時になると石立鉄男が「おい!薄汚ねぇシンデレラ!」というお決まりの台詞と共にキョンキョンの前に現れ、罵り倒して去っていき、その一方で宇津井健が何かとキョンキョンを陰ながら手助け…

実は宇津井健こそがキョンキョンの本当の父親なのでは!?などと思いながら観ておったわ(^-^;)

オチを言えば、宇津井健は特捜地検の検事であり、長門裕之(ピアノ科主任教授で賀来千香子の父、つまり学長のムコ養子)による裏口入学斡旋の証拠をつかむため、石立鉄男と共に潜入捜査をしておったわけで…

石立鉄男がキョンキョンを虐めることにより、キョンキョンの存在をこころよく思わぬ長門裕之の信頼を得て捜査をはかどらせ…

キョンキョンが精神的に壊れぬよう宇津井健がフォローを入れておったわけですな、最終回まで全く分からなんだわ(>ε<)

あの頃の大映ドラマは実に味わい深き作品目白押しにござった(´▽`)

ともあれ合掌(-人-)