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甘え

甘えちゃう。
あなたの隣に居ると、そうしていることが心地よすぎて、自分のすべきことなんて後回しにしてします。

これは甘え。

いつか来る幸せな未来のためには、今頑張らなきゃいけないのに。

『またくっつきにきたの?』
って、少しあきれながらも微笑んで、手を広げてくれる。

だめだ。
頑張れば私。
気合いいれてけ!

あの病院に就職できたらいいねって、話をする。
そしたら、もし実現したら絶対近くに住んで充実した日々を送るの。二年間また一緒にいられるね。
二年たったら、彼の就職を期に職場変えたりしてさ。

そんな未来のためには、今頑張らなきゃ。

頑張れ、私。

嬉しかったの

嬉しかった
あなたに認められて

『思ったより、全然しっかりしてた。見直したよ』

コウ君は、他の人から見てももちろん頼れる存在で、もちろん何より私自身頼ってばかりで、仕事のできるコウ君のことは尊敬してた。

でも逆に、自分の頼りなさに負い目を感じてた部分もあって、本当はどこかでコウ君に認められたかったのかもしれない。

大好きな人に認めてもらうことは、予想以上に嬉しくて、一緒に居てもいいんだなぁとか、思ってしまったよね。



そういえば、コウ君のお父様のお話はきいたかい?
私が居なくて残念なんだって。
まさか!
なんか、自分の存在が不思議に思えてくるよ。

ただの彼女なのに、優しくしてくれて、本当にありがとうございます。本当は、ただ単純に嬉しいのかな。

お母様は、少しお付き合いに対して厳しそうだけど(笑)

楽しいご家族。


明日、お泊まりできるかなー?
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