昨日の話題と多少関連するのじゃが…

中央競馬に登録のある種牡馬は、系統ごとにざっくりと把握しておったつもりも、そこは代替わりの早き世界ゆえ…

ん?かの種牡馬の父馬は誰?何系?となることが多くなり(>з<)

そこで最近、父系図(サイヤーライン)を自作して情報の取り込みに躍起(^-^;

ウェブで検索して父系図を拾って来る方が手っ取り早いのじゃが、それでは中々頭に入らぬのじゃ、それがしの場合(ToT)

学生時代の期末テスト、カンニングペーパーを作ることでその内容が脳に入ってしまい、本番ではまるで使わぬという、あの原理(((((゚д゚;)

書くことで覚えてしまう習性がある模様(´〜`;)

てなわけで「Keepメモ」なるアプリと、競馬情報データベースのサイトを行き来してコツコツと父系図を構築…

ほぅ、ヘニーヒューズにヨハネスブルグにエスケンデレヤ、ストームキャット系が猛威を振るい出しておるのぅ…

同じくらいに賑やかなのがエーピーインディ系、パイロにシニスターミニスター、マジェスティックウォリアーにタピット…

我が国の主流はヘイローやロベルトなどのヘイルトゥリーズン系ゆえ、相性が良いのであろうな(^-^;

ん?2020年中央リーディング116位のダノンレジェンド、父がMacho Unoとなっておるが…耳馴染みのなきこと…

その父は…Holy Bullか…はうっ!?

Holy Bullじゃとぅ!?かの馬は確か…

やはり!辿れば米国の零細血統ヒムヤー系!

絶滅寸前の系統が大好物なのじゃ、それがし(^o^;

サンデーサイレンスもノーザンダンサーもミスタープロスペクターも、遡ればファラリスなる馬からの枝分かれ…

我が国の競馬は、恐らく9割方がファラリスの子孫同士で戦うておるようなもの(>з<)

で、ファラリスを遡って行くと、ホエールボーン(1807年)なる馬に辿りつくわけじゃが…

ホエールボーンはサーハーキュリーズ(1826年)なる馬を輩出し、これがファラリスの系統へと繋がるのに対し…

もう1頭、キャメル(1822年)なる馬も残しており、ここからタッチストン、オーランド、エクリプス、アラーム、そしてヒムヤー(1875年)とつながるわけじゃ(^-^)v

ヒムヤー系は20世紀初頭に栄えし系統なれど、徐々に衰退し、現在残っておるのはドミノ系とプローディット系のみ…

ドミノ系じゃと、我が国ではブロードアピールやノボトゥルーの父たるブロードブラッシュが血脈を繋ぐも、後継に恵まれず、先行きは暗く…

一方、プローディット系ではHoly Bullが辛うじて父系を繋ぎたりけり!

Holy Bullの仔Macho Unoが、米国ではBCクラシック勝ちのMucho Macho Manを、我が国ではJBCスプリントなど14勝のダノンレジェンドを輩出!

さりながら、米国ではそのMucho Macho Man以外の系統はほぼ途絶えており…

ダノンレジェンドは2020年度の種付け頭数が143頭、2019年は126頭、2018年が119頭、こんだけ仔がおれば1頭くらいは重賞を勝てそうな感じもあるのじゃが…

今のところ中央競馬ではオープンクラスまで出世せし馬の皆無(ToT)

血統構成からも、産駒の傾向からも、芝に適性があるとは到底思えず…ゆえに産駒の多くが地方に流れており…

う〜む、それがしが馬主ならばダノンレジェンド産駒を数頭買うて辛抱強く育てたきところにござるが…

ちなみに、我が国における他の零細血統馬といえば、ブランドフォード系のノヴェリスト、こちらはラストドラフトが2019年の京成杯を勝ち、軌道に乗るかと思いきや…

2018年の種付け数が48頭、2019年は72頭、昨年に至っては33頭…

ついに社台を追われ、レックススタッドへ都落ち(;∀;)

まぁ我が国では零細血統扱いなれど、欧州では1800頭近き牝馬を集めており、今すぐ滅亡がどうとかいう話にはならぬのじゃが(^з^)

ともあれ、今週土曜日の小倉5レース新馬戦にダノンレジェンド産駒のバーニングアイズが、新潟5レース新馬戦にニシノアリオトが出走予定、まずはこやつらを応援せむ!

どちらも牝馬ゆえ、父系は繋がらぬのじゃが(´〜`;)