◇回春(かいしゅん)
@春が再びめぐってくること。
A若返ること。「−の妙薬」
B病気が治ること。快復。
却々(なかなか)の間、筆無沙汰を続けてしまった。
選外の報を受けてから後、一月(いちげつ)許(ばか)りも銷沈したままで過ごしていた。
いつか解らない内に、4月になっていた。
日付の感覚がない。
例年よりも薄鈍(うすのろ)い春気もこれを後押ししているようだ。
梅の頃の話となる。
父が手折(たお)り渡して呉れたものを、小瓶に挿して傍らに置いていた。
白い花弁の中に、子筆で颯(さっ)と薄紅を引いたようなのが交ざっているのが好い。
未だ含(ふふ)んでいる蕾の様子も実に可愛らしいものだった。
また、盛りも過ぎて、不意に手が触れたばかりに、はらはらと散らして終ったときの、果敢無さ、呆気なさ。
花兄と云われるだけある。
梅は好いものだ。
今もって、巧く言葉が浮かばず紡げない日々が続いている。
更新しても、閑文字(かんもじ)を連ねた記事になってしまうだろう。
殊に返信は先になると思われるが、何かしら言葉を頂けると励みになる。
御寛恕を請う。
話題:春
4月に入りましたがまだ肌寒い日々が続きますね。どうかお身体に気をつけてお過ごしください
こちらも梅の花が咲き始めたようで、ここ二三日の嵐にもどこか季節の移ろいを感じています。
悩みや苦しみは人を俯かせますが、そんな時にこそ俯瞰的な視点が必要だと、現在苦しんでいる私が一言自戒を込めて。
全ての表現は俯瞰から部分へと、ザックリ切り取るのが良いと考えています。
フィールドは違えども共に創作するものとして、毎日を懸命に生きていきましょうよ(^-^)
はじめまして。
あしあと、ありがとうございました。
なんだか落ち込んでいるみたいなので、気になりました。
こないだの中原中也賞とったやつの詩だって、とにかくつまんなかったので大丈夫ですよ。
そんなものですよ。
それでは。