というわけで参院選の開票が終了、改選後の議席は、

自民57
公明14
立民17
国民6
共産7
維新10
社民1
れいわ2
他10

与党すなわち自民と公明で71議席、非改選70と合わせて141議席…

参議院の議席数は245じゃから過半数を上回りて勝利、ということに(-o-;

ただ、安部総理の宿願である憲法改正、これを通すには3分の2(164議席)が必要となるわけじゃが、こちらは維持できなんだ模様♪

つまり、与党プラス憲法改正に前向きな維新を合わせても160議席で4議席足りぬわけじゃ(´艸`)

まぁ国民民主党あたりを取り込めば何とかなるのじゃが…

それはそうと、どうにも納得いかぬのは「れいわ新選組」党首の山本太郎が比例で991752票も獲得しながら落選、一方で公明党の比例代表で7番目に当選せし候補者は僅か15178票…

公明党自体は428万票を得ており、れいわ新選組122万票の3倍強…よって当選者数も3倍強で公平、という理屈も分からぬではなけれど…

ところが、当の本人たる山本太郎氏は悔いなき結果と受け止めておるらしく…

なるほどの、れいわ新選組の比例は2議席獲得が精一杯と読み、此度の参院選から採用されたる「特定枠」に2人擁立、自身を3番手扱いに…

敢えて当選を狙わず、次期衆院選を視野に入れておるのじゃな…

100万票も集められる力があれば衆院選でも十分勝負になるであろうからして(゜ロ゜)

それに、得票率2%以上で政党要件を満たせるからの、議員にあらねど党首討論に参加出来るわけで…
(維新の松井代表がまさにそれ)

さらに言うなら、特定枠にて当選せし2名は共に重度の身体障害者、登院には介助が不可欠、これを山本太郎自身が買って出ればその都度報道陣に囲まれ、自らとれいわ新選組をアピール出来るわけじゃな!

そこいらの野党党首よかよほど存在感を示せるであろうの(・・;)

要するに此度は無理して当選する必要ナシ、という奥の深き戦略にござったわけじゃ!

まぁ、政策に関しては「消費税ゼロ」「最低賃金1500円」「デフレ脱却給付金1人1ヶ月3万円」など、大衆受けはするものの現実味に乏しきモノが多く、首を捻らざるを得ぬのじゃが…

かつて民主党が「子ども手当を月26000円に!」などというマニフェストを掲げ、それにホイホイ食いつきて投票せしそれがしのことじゃから…

投票前にれいわ新選組の存在を知っておったら間違いなく比例で1票(´∀`;)