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今日で9月も終わりですね。昨日まで8月だと思っていたのに、時が移ろうのは早すぎて困ってしまいます。
弾むように、転がるように、駆けてくる丸まるとした子供の小さな体目掛けて、この爪先をめり込ませたらどんな気持ちになるだろう。こんなことを考えてしまう私はおかしいんだろうか。
ホームに停車する電車よりも通過電車の方が速いということに私が気付いたのは僥倖だった。飛び込むなら通過電車の方がいいということだ。これに気づかずに、ある日ふと飛び込みたくなって思い付きで停車予定の電車の前に飛び込んでいたら大変なことになるところだった。一度この事実を知ってしまったから、きっとその時が来ても私は間違わずにきちんと通過電車の前に飛び出すことだろう。
なんでもできると思った昨日となにもできないと思った今日の私は同じ人間だろうか。なるようになる、なんて思って生きたことはない。人生は私が選んだり、行動したりしたようにしかならない。なるようになったんじゃなくて、私がするようにしたんだ。
昨日、唐突に秋になった。外に出たら前の日まで空中を漂っていた夏の気配が消え失せていて、私は少しだけ寂しいと感じる。夏は嫌いだけど、夏の思い出はいつもなぜか悲しい。夕暮れに鳴く様々な蝉の声、太陽の光を受けてきらきらと輝く川、空を覆う白い雲、それから花火。花火なんていつどこで見ても同じものにしか見えないし、必死になって写真を撮ったって、やっぱり同じような写真になるし、あんなもの人生で一度見ればそれでいいと思うけど、それでも花火の音が聞こえたり、遠くに上がる花火が微かに見えたりすると、なんとなく今年も見ておかないと損な気がしてくるから不思議だ。
性 別 | 女性 |
系 統 | アキバ系 |
血液型 | O型 |