戦いが、終わりました。
どう考えても社畜よりも忙しい日々を乗り越え、立ちはだかるすべてを終わらせ、終戦を迎えました。
はい、
3月6日のサークルの卒業ライブをもって、怒濤のライブ3連戦が幕を閉じました。
そして同時に、サークル活動もおしまい。今後もOBとしてたまに顔を出すことはあるかもしれませんが、サークルのメンバーとして積極的に関わって行くことはもうありません。
さて、2月後半のサークルのライブを皮切りに、3月3日のGarage Film Overtoneのライブ、そして卒業ライブと3本のライブをこなしてきた僕。
2月のライブ後から卒業ライブまではわずか2週間ほどでしたが、この2週間は人生のなかで最も過酷で、多忙で、でもそれでいて楽しく充実した2週間だったのでは、と思います。
さて、この2週間戦争とも言うべき日々で僕は計6バンドに所属して毎日のようにバイトの合間を縫ってバンド練習を繰り返していました。
・Garage Film Overtone
・ミッシェルガンエレファントのコピー
・銀杏BOYZのコピー
・THE BACK HORNのコピー
・フジファブリックのコピー
・9mm parabellum bulletのコピー
の計6つです。演奏した曲数は28曲にも上ります。
もちろん4年生は自分以外もこんな感じだったため基本的にやったことある曲や知ってる曲が中心なんですが、それでも覚え直したりで曲は一通り聴き込んだりするので、もうそれだけでもすごく時間かかりますねwww
で、何の因果か今回はGFOを始めとして全てでボーカルだったわけです(ギターボーカル含む)。
サークルのライブの方では計2時間半に渡って、バンドの中でも最も目立つボーカリストという立場としてステージの真ん中に立たせて頂きました。
誰よりも多くステージの真ん中に立たせてもらえ、それをみんな温かく迎えてくれて、本当にありがたい体験をさせてもらいました。
ただ、せっかく5バンドも、GFO含めると6バンドもボーカルをさせてもらう機会に恵まれたにも関わらず、正直言って僕の歌は最低でした。
こればっかりは、一緒にライブしてくれたメンバーや真剣に聴いてくれてノッてくれたサークルの皆に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
実は、GFOのライブの2日前くらいに深夜練習で喉を潰してしまったんですね。
ミッシェルの深夜練習であの声を再現しようとがなりながら4時間歌い続けた結果、見事に喉を破壊してしまったのです。
まあそれでも、練習から帰宅してゆっくり寝て1日のんびりしたら治ったかもしれませんね。
しかし現実はそうは行かないもの。帰宅して2時間だけ寝てバイトに向かい、その後には2バンドの練習。
詳しい事は別の記事に書きますが、その翌日には横浜でGFOの初ライブで最低の歌声を披露し、またその翌日は朝から練習で、
結局は全く喉が改善しないまま5日6日の本番を迎えてしまったわけですね。
とは言え、結局全ては自分の責任。
GFOでこそ常時ボーカルを務めてはいるものの、所詮はサークルではライブによって歌ったり歌わなかったりの“にわかボーカリスト”にすぎなかった僕にボーカリストとしての心がけなどはなく、結果として喉を潰してしまったんです。
それこそボーカルにとって喉は楽器のようなもの。もちろん声は腹から出してるとは思いますが、それでも喉が潰れては思うように歌えないでしょう。だから普通ならもっとケアに気を使うんでしょうね。
しかし、所詮にわかに過ぎない僕は何も考えず深夜練習を了承してしまい、結果として最悪の歌声を披露してしまいました。
とまあ、ひどく落ち込んでいた僕ですが過ぎてしまったものはしょうがないですからね、今後はバンドと言えばGFOだけになるんですから、これからはしっかりボーカルとしての自覚を持って行動していきたいですね。
それに、実は大トリをやらせて頂いたんですが、こんな声でもみんな本当に盛り上がってくれて。それこそギターソロでお立ち台に登った時は皆が手を伸ばしてくるもんだからマトモに弾けず、それに有り得ないくらい客席が汗臭いw
本当に普段のうちのサークルからは想像出来ない盛り上がりだったし、トリ(9mm)に限らず演奏終わって客席帰ったら『かっこよかった!』って言ってくれる人も沢山いて、心の底からみんなに感謝です。
まあそんな感じのライブでした。
ライブ終わるまでは『もう二度とコピーなんかしない』って公言し続けるほど曲のコピーにうんざりしてたんですが、
やっぱいざサークルを卒業してみるとコピーも悪くないな、と思い始めましたね。
もちろん、2週間で5バンド分コピーするとかはもう一生勘弁ですが、年に2、3バンドくらいなら今後もやっていいかもしれません。
あと、家で個人的にコピーしたりね。今はAngraのNora eraコピーしてます。弾けないけど。
今後、学祭とか追い出しとか、OBが参加しても良さそうなライブであれば誘って頂けたら積極的に参加していきたいですね。ほら、たまにはコピーやりたいかもしれないし。
まあライブの話はこんなもんで。
ライブの後は最後の打ち上げ。あと、その後の朝まで2次会。
どっちもすごく楽しかったです。声がガラガラなのに頑張ってスピーチして元カノさんの名前シャウトしちゃう程度には楽しかったです(ってか目の前にいた)。
周りはみんな泣いてたけど、僕は泣きませんでした。元々泣くようなキャラじゃないしね、彼女にフラれた時とか感動的なSS読んだ時くらいしか泣かないしw
だってほら、みんな会おうと思えばいつでも会えるじゃない。今生の別れでもないんだし、生きてりゃいつだって会いに行けるさ。だから、僕は泣きません。
とにかくね、最高の4年間を提供してくれた最高のサークルだったと思います。
最高の同級生、後輩、先輩に巡り会えた。
で、まあこんな素敵な出会いをもたらしてくれた音楽には、全力で恩返ししてやりたいです。
とりあえずこれからも音楽は続けます。
これからは音楽を発信していく立場になっていきたいですね。『お前あのバンド好きなの!?いいね、バンド組もうぜ!』みたいな出会いのきっかけになるようなバンドをやれたら、それはそれは素晴らしいだろうなぁ…。
つーわけで最高の4年間をありがとう。みんな、また会おうぜ!
それと、バンドメンバーと音楽はこれからもよろしくな!
ノシ
楽しかった青春の日々ももう終わりなんですけどね(^^;
でも、今後もっと楽しいことをするチャンスはやってくると思って、頑張っていきます!
青春してるじゃん!