どうも。

太りすぎてスーツ着れなくなりました。

正確には、着れるには着れるが太ももがパツパツになってみっともない。

つーわけで最近走ってます。とは言っても忙しかったりで毎日走れてる訳ではありませんが…。





さて、早速ですが、




今月いっぱいでCD屋のバイト辞めます。




はい、辞めます。

丸2年くらいお世話になってきたんですがね、新年度から心機一転。

まあ2年もやってりゃ飽きてきますし、そもそも学生バイトは卒業と同時に退職みたいな伝統があったし、辞めることにしました。

で、現在は最後の一ヶ月を満喫してるわけです。

そしたらですね、最後の一ヶ月になって急に色々と事件が起こり始めましたwww




○事件その1


『ズボン裂ける』


実はズボン裂けたの2本目なんですけどね。

私、バイト中は基本的に細身のズボンを履いてるわけです。ODカラーの、カーゴパンツとチノパンのハーフみたいなヤツ。

ジーパンはダメなんで、必然的にそんなチョイスになります。

まあこのパンツ、今までも何回か股の縫い目で裂けて『くぱぁ』ってなってました。

でも今までは縫い目だったんで容易に復活出来てたんですけどね、

今回は、



バリバリッ!!



っていう非常に景気のいい音と共に豪快に裂けました。生地が。

股からケツまで豪快に。半ケツ出るレベル。

すごく悲しくなりました。

しゃーないんで隣接するイトーヨーカドーの紳士服売り場で似た色のチノパン買いました。





○事件その2


『万引き未遂とバトル』


ある日、ぼーっと店内を見回していた時の事なんですが、

不自然に店員の目線を気にするお客さんがおりました。ちょっとヤンチャしてる中学生みたいな服装のオッサン。

で、僕がその客に向かって商品の整理をしながら向かってみると、そそくさと出て行く変な客。

『なんだあのオッサン』みたいに言いながらその客がいた場所に行ってみると…。

棚の下に、未会計の商品が詰められたカバンが!!

で、出た〜、万引き未遂ヤツ〜!



もちろん即座に、イトー○ーカドーの警備の方に連絡して来てもらいました(うちはイトーヨー○ドーの中に入ってます)

それから、まだ周囲にいるかも、と思って僕が歩哨に出撃。隣接する紳士服コーナーに飛び出します。




開始30秒で発見。




トイレの前で遭遇しました。

とりあえずニヤニヤしながらガン見して店に戻りました。




しかし!ここで事態は急展開を迎える!

そう、




オレVS万引き犯のバトルが開始されたのだ!




万引き犯はそのまま逃げればよかったものを、なぜかヨー○ドーの店員に『CD屋の店員がオレを見てくる!』とクレーム。

ヨー○ドーの店員に文句を言いながら、うちの店に再臨したのである。

そしてオレを呼び出し、バトルが始まったのだ。それが身の破滅に繋がるとも知らずに…。



ヤツはまず、オレがジロジロ見ていたことが気に食わなかったようである。

ヤツ「なんでジロジロ見てやがったんだ!」

オレ「トイレ行った帰りに、さきほどお店にいたお客様を見つけたので見ただけですよー^^不快だったなら申し訳ありませーん^^」

業務のなかで『笑顔』の大切さを学んだオレは、こんなときでも笑顔を欠かさなかった。接客業の鏡である。

ヤツ「ニヤニヤしてんじゃねぇよ!」

オレ「申し訳ございませーん^^」

もちろん笑顔で謝ったら何かファビョりだした。見れば見るほどアホ面である。

ちなみに、実はこのときオレとヤツ以外にヨー○ドーの警備の方も一緒にいてくれて、随時オレのフォローをしてくれていた。

しかし、警備の方が発言するとヤツは「お前には聞いてねぇんだよ!」などとキレ出す始末。

ヤツ「お前には聞いてないんだよ、黙れよ!」

警備「…」

ヤツ「何か喋れよ!」

警備「お客様が黙れとおっしゃったんですよね?」

ヤツ「黙れよ!」

警備「…^^」

以下無限ループ…

のようなやり取りを繰り返していた。



しばらく不毛な争いが続いた。自分から攻撃を仕掛けた以上、もう引っ込みが付かなくなったヤツは自ら墓穴を掘って行く。

そう、店内にあったカバンの話題に触れ出したのだ。

ヤツ「オレはカバンを忘れたから取りに来たんだ!返せ!」

店内に放置されていたカバンは黒いトートバッグ。中には5本前後のDVDが入っていた。

そして、それ以前に大事な証拠物品である。

オレ「えっと、カバンの特徴とかありますかね?一応1点カバンの落とし物があったんですが…」

ヤツ「黒いカバンだよ!」

オレ「中身って入ってましたかね?」

ヤツ「空だよ!」

オレ「あー、じゃあないですねー^^未会計の商品が入れられた黒いカバンはあったんですけどねー^^空ですもんねー違いますねー^^」

なんで空のカバン持って店来るんだよ、アホかよ。

ヤツ「なんだ!疑ってんのか!オレを犯人にしたいのか!」

何言ってんだコイツ。誰も万引きだなんて言ってねーだろ自爆じゃねぇか。

すると、さすがにマズイと思ったのかヤツは言っていることを180度変えた。

ヤツ「白だよ!白いカバンだ!」

オレ「あー白いカバンは見てないですねー^^」

ヤツ「黒だよ!」

リアル障害者だったみたいです。


もう完全に疑われてるし、ここで素直に逃げればいいのにカバンに執着があるのかなかなか引きません。

恐らく、カバンも盗んだ物っぽいので取り返さなきゃマズイと思ったんですかね?

ヤツは「お前らが隠してるんだろ!店のなかを探せ!」などと言い出し、オレと一緒に店内へ。

僕はわざとらしく「どこかなー」「うーん、見つからないなー」などと言いながら店内を見て回ります。

その間ヤツは他の店員を指して「隠してるんだろ!お前らグルか!」とか喚いてます。同じ店員同士なんだからグルに決まってんだろアホか。

しかし店を見て回ってもありません。そりゃカウンターの裏に置いてあるんだから店内にあるわけねーだろ。

どう考えても無いであろう、棚の下の収納スペースなども見て回りました。

続いてヤツはバックヤードを指差し、「あの中だろ!探してこい!」

とりあえずバックヤードに入り、わざとらしくガタガタ音を鳴らしながらTwitterしてました。


すると、オレがバックヤードでまったりしている間に悪名高き神奈川県警参上。

さらに数十分店の前で警察と言い合った後、ヤツはドナドナされていきましたとさ。

あれですね、『煽りが生き甲斐』みたいな人間が集まった糞サークル出身の僕にケンカ売ったのが不味かったですね^^


あと戦闘中に奥さんらしき人物が登場したんですが、妊娠してたんですね。

で、つい先日に胎教CDが盗まれてたんですけど、そーゆーことか、と。

でも妊婦もヤツと似たような顔してたし、ワンチャン近親相姦的なアレじゃね、頭おかしそうだし。なーんて思ったり。

怖いね!




○事件その3


『開店遅れる』


うちの店のオープン時間は朝10時。遅くとも9時30分には出勤して準備せねばなりません。

しかも、最近は人件費削減か知りませんがオープンから11時くらいまで一人だけのシフトの時が多いんですね。

その日、僕がその朝から一人コースでした。





起きたら9時30分でした。






ヤバイを通り越して諦めの境地っていうね。リビングで一息ついてから、ヨー○ドーに『開店遅れますサーセン』とTEL。

結局、色々偉い人が来ました。

トラウマになりました。

社会人なれない。






いやー、面白い最後の一ヶ月でしたね。

CD屋は自分の守備範囲外にある音楽ジャンルにも触れられるし、常に音楽の流行りにアンテナを張れるという意味で非常に有意義な職場でした。給料安いけど。

自分でバンドを組んだりして音楽を創作してる者にとってはすごく意義のある職場ではないでしょうか。

でもまあ、新生活が始まりますし。

それに、丸2年くらい働いたしね。学校で『組織は2年周期で変化しなければ硬直化してヤバい』みたいな話を習ったんで、じゃあオレも2年周期で環境を変えようかな、と。組織以外の個人にも当てはまる法則だと思いますし。



とにかく、あと数日でCD屋からは離れます。

もしかしたらいつか復帰する日が来るかもしれませんが、今はとりあえずさよなら。

ノシ