地獄があるから

天国があるんだ

地獄がなければ

天国もない


苦しい日々

もがく日々が

あるからこそ

楽しい日々

笑える日々が

やってくるのだ


苦しい時なんか

全くない方がいいと考えがちだが

それは、

何と言うことのない

平凡で退屈な日々が続くことを意味する

それこそが

人間にとって
最も苦痛なのではないだろうか


地獄は
当然、つらいが

まん中の
平凡すぎる生活
無難すぎる生活も

それ以上に
苦痛を伴うものだ

それは、
たとえて言えば

ぬるま湯に入っているのと
同じだ

出れば寒いし、
かと言って
入っていても
気持ちのいいものではない

ぬるま湯からは、

意を決して

えいやっ



即刻、出るべきだろう

そして、

あえて地獄を見る覚悟で

力一杯、
精一杯、
生きる

そのごほうびとして

天国の生活がやってくる

地獄を知った者だけが

本当の天国を
知ることが出来る

そんな気がするのだが(笑)