トムねこ・おもしろ人生記

きのうのこと

川の中ほどで

群れになって

羽を休めている

カモくんたちを

見つけた


あれっ

もう
そんな季節


遠い北の国から

はるばる

渡ってきたのだろう


第１陣、ご到着〜

それにしても

いつもより

かなり早いような…

今年は、

冬が来るのが

早いかもしれないね

湿り気のある朝

キンモクセイが
香ってる

空気が
カラカラに乾いた中で
キンモクセイを見るのも悪くないが

花が乾燥しすぎて
早くダメになってしまうんじゃないか…
と
少し心配になる

でも、今朝は

かなり
湿っぽい

まるで

梅雨空に咲いた

クチナシのよう…

キンモクセイの花たちも

心なしか
喜んでいるように見えるのは

気のせいか

楽しいことが
何もない

うれしいことが
何もない

って

思える時がある


でも、これ

『ない』のではなく

実際は『ある』のに

それが
見えなくなっている
わからなくなっている
だけなのだ


基本的なことでは…

食べる楽しみ

お風呂に入る楽しみ

飲む楽しみ

寝る楽しみ

があるではないか

それに
俺の場合だと

自然とふれあう楽しみ
活字を読む楽しみ

文章を書く楽しみ

歩いたり走ったりする楽しみ

旅をする楽しみ

好きな歌を聴く楽しみ
好きな歌を歌う楽しみ

好きな人に会える楽しみ…

まだまだ

いっぱいある

あって当たり前

あって当然

と思わず、

ひとつひとつのことを

精一杯

楽しむようにしよう

喜ぶようにしよう


そして

感謝するようにしよう


幸せを数えた分だけ

喜びを数えた分だけ

感謝した分だけ


幸せになれる

俺だって

迷ってばかり…

たまに

『悟ったぁ』

と

思うことがあっても

数日も経てば

また、

迷いの中へ…(笑)

でも、

人生

そんなものなのかも


迷いと

悟りの

繰り返し

ただ１つの

哲学だけで

生きられるほど

現代社会は

単純ではないのだ


迷って、当然

その中で

たまに

気づいたり

悟ったり出来れば

これまた

ありがたい

ホント、

有り難きことなのだ

そう考えよう


あるお寺で

見つけた言葉


悟りは

迷いの道に咲く

花である


合掌