今夜の月をなんと見る

雲の切れ間から

時々

姿を見せる月


やっぱり

どこか、微妙に

まん丸ではない

満月は明日なのだ


月が

思ったほど

大きくなく

まん丸でもなく

雲も多い

ということで

今夜の名月は

現実的には

イマイチ

と言えるだろう

明日の満月の方が

期待できるのかもしれない


でも、

現実は現実として

変わらないとしても

それを

どう見るか

どう受け止めるか

つまり

こちら側の解釈次第で

その価値や評価は

どうにでもなってしまうのだ


同じ今日の月を見ても

なんや
たいしたことないやん
ガッカリやわ



結論づけて

月を観るのを

早々にやめてしまう人もいれば


いや、

これはこれでまた

捨てがたく

味のある名月だ

もっと観てれば

まだその良さが

見えてくるかもしれない

きっと

何かあるはずだ



より価値を見つけようとする人も

いることだろう


俺は、何としても

後者でありたい

って心から思う

名月にナニ思う

30分ほど前、

東の空から

名月が顔を出した

と思ったら

いつの間にか

雲に隠れてしまった

きのうから

やたら雲が多い

気長に待つことにしよう


満月=望月(もちづき)

望月と聞いて

平安時代

藤原道長が詠んだという

『望月の歌』

を思い出した


この世をば

わが世とぞ思ふ

望月の

欠けたることも

なしと思へば


自分の娘たちを

次々に

天皇の后(きさき)にして

摂政となり

権力をほしいままにした

藤原道長

何人目かの娘を

首尾良く天皇の后にした

その宴の席で

道長が上機嫌で

しかも即興で

詠んだのが

この望月の歌

それが

1018年

10月16日(旧暦)

ということで

去年2018年は

ちょうど1000年

の節目にあたる年だった


満月=絶頂

しかし、

その絶頂を誇った

満月も

やがては

欠けていかなくては

ならないのです

栄枯盛衰

盛者必衰

そんなことも

思いながら

今夜の名月を

観ることにしよう

夕日を浴びたヒガンバナ


仕事帰り

自転車を走らせていたら

川の土手に

赤いものが

ヒガンバナだ

ちょうど

夕日が当たって

最高の

タイミング

自転車を止めて

近くまで接近して

パチリ


日中より

朝や夕方

見る方が

魅力的に見えるよね

オレンジ色の光が

より魅力的に

見せてくれるんだね

ヒガンバナ、

今が盛り

朝の風に吹かれて

5時15分に

目覚め

軽い体操をして

朝の散歩に出た

涼しい風が

吹いている

きのうは

何とか

熱帯夜には

ならなかったか

風に吹かれながら

土手を歩く


ねこじゃらしが

揺れている


名月の

期待高まる

朝の風


お粗末(笑)
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