予備校生の末、大学受験に成功した僕らは、高揚した気持ちのまま、スクランブル交差点で胴上げをしようと、酒の勢いもあり実行する。
もう会うこともない、大半が今日初めて喋った同じ授業を受けていた予備校の生徒達は、別れのタイミングを自ら切り出すことなど出来ず、スクランブル交差点で大騒ぎし、誰かが来たら止め、振り返る事なく立ち去ろうと決める。
“未来の約束は、再会じゃなくてお互いの健闘だ。『さよなら』だけが人生だ。”
“それは別れの言葉ではなく、再び会うまでの約束でもない、祝祭としての『さよなら』だった。”
爽やかな青春を終え、大学生になった僕が出会う、恋と友情。
『絶対、最強の恋のうた』
著者
中村航
発行者 株式会社小学舘
ISBN 4-09-386177-3
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
突如住宅街に現れたペンギンの群れは、人間に驚く事もなく佇む不思議な集団だった。
小学四年生にしては少々生意気なアオヤマ君が、ペンギンの謎に迫る!ちょっと不思議でホロリと泣ける物語。
『ペンギン・ハイウェイ』
著者
森見登美彦
発行者 株式会社角川書店
ISBN 978-4-04-874063-0
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
今日から大学祭なので、高校の部活仲間と2年ぶりに会いました!
全く変わらない事なんてないから、互いに変わってるところもあるんだろうけど、部活で一緒だった頃からずっと、無駄に周りと距離を取る奴が気になってまとわりついてたし、凄く会いたかったから、会えて本当に嬉しかったです。
母校に行ったら丁度野球とサッカーの試合らしくて職員室はガラガラでしたが、自分達の教室を見たり、それなりに楽しめました。笑
本人に会って、何でこんなに奴が気になってたのか分かった気がしました。私にとって奴は、凄く大事な同士で、親友みたいな存在なんだなぁと。本人には言わないけど。笑
自分の夢をしっかり持っていて、それに向かって頑張ってる人に会うっていうのは、元気を貰えますね。明日からまた頑張ろうって気になれました。
ストレスに悩まされてるみたいなのが心配…ですが、何か出来る事はある?と聞くと、「難しいだろうな」とのこと。何か出来る事は無いのかな?ちょっと調べてみようと思います。
とにかく、会えて良かった!また会いたいなぁ…。
話題:やっぱり、好きだ。
ちょっと上手くいかない事が立て続けにあって、落ち込んでました。
誰かに聞いてほしくて昨日、メールしたら
“話聞きに行ってあげる”
態々車で迎えに来てくれて、明日も仕事なのに日付変わるまで車走らせてくれた先輩。
私は先輩が人として好きだし、先輩は私の駄目なところも沢山知っているから話せると思ったんだけど、いざとなると小さなプライドが邪魔して話せなかった。
誰かに話したいと思ってメールしたのに、最低だと自分でも思う。
「またそうやって逃げる」って言われて曖昧に笑った私に、先輩は怒りもせず、くだらない世間話に耳を傾けてくれました。
先輩とは長い付き合いだし、沢山カッコ悪いところ見られてきたから大丈夫だと思ったのに、先輩の前でも私は取り繕おうとするんだって思った。
そういう馬鹿な自分がいつも駄目だなと思うのに、どうして素直に話せないんだろう。
私は運転しないから分からないけど、夜遅くに態々車走らせるなんて、いくら面倒見が良い先輩でも大変なのに…。
本当にごめんなさい。
話題:好きなのに……難しい
春日部学園高校陸上部に所属しているイノケンこと、井上健一には、憧れの人がいる。
同じ陸上部のエースでねーさんこと、菅野桃子先輩だ。全国区の陸上選手で、背が高くカッコイイその容姿から、学園でも有名な先輩。
彼女が突然言い出した「クラブに行かない?」と言う言葉には、理由があって…。
『ダッシュ!』
著者 五十嵐貴久
発行者 株式会社ポプラ社
ISBN 978-4-591-11029-4
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