映画館で見ることができました。

事のいきさつをさきに記すと、数個前の雑記に記しているように、元々入野氏のナレーションをしているプラネタリウムを、見に行こうかな、と思っていた次第です。
駅について、ICカードを忘れていることに気づき、はて、このまま普通に切符を買っていくか、それとも取りに帰るか。上映時間にはまだ余裕があったので、取りに帰りました。
その時になんとなく、行くのは今日じゃない気もする、という感覚がよぎりました。
万事ことが進めば、そのまま行っていたでしょう。
どこかでこもりながら、考えねばならない件をゆったり考えよう。そのために、外に出る口実が欲しかったのもあります。
家に帰ってはて、と。
正直、それかSLAM DUNKの映画をみるか、鬼滅をみるか。
選択肢はいくつかあったので、ならば。
少し離れた場所にでかけつつ、見たいときに映画を見ることもできる、大野城のイオンにいこう。
スケジュール調べたら


『さよならの朝に約束の花をかざろう』

いくっきゃあるめぇよ。



あーーーーこれ、プラネタリウム行っていたら、調べてなかったやつ。
いくつか映画館の上映スケジュールはすぐに見られるようにしていますが、大野城はそのラインナップにはなかったのです。なんせスタツアでお世話にはなっていなかったので。

DVDで最初見たときから、ずっと映画館で見たかった〜と思い続けていた作品なので、思わずガッツポーズしました。
美しい世界観を、音響の整った場所で見ることができるの、最高でしょう。

どうやら2018年2月24日公開で、今年が5周年にあたるかららしいです。
ICカード忘れてよかった。


人生を描かれるのに弱い。
エリアルが赤ん坊から、お爺さんになって亡くなる間際まで。その間に
マキナがいう「エリアルは私のヒビオルです」
長命の題材でかなり好きな作品です。

犬や猫、動物は人間からみると、短命である。
どういった生き物かで、その種がもっている寿命というものがある。
大きなくくりとして、ただ人の姿をしているけど、種族という違いで、同じ時間を過ごすことはできない。
私は動物をかったことはないのですが、もちろん、買い始めた頃に一つの、看取らなければいけないという事も考えるのではないでしょうか。でも、そう思えど、自分のほうがその動物をおいていく、といことはあまり考えていないのではないかと思います。
高齢の方が動物をそうするときは、何回か「自分の方が先かもしれないから」家に招くことはできない、とい話をされていました。
本当は誰だろうとなんだろうと、明日という明確な約束はされていないのに、あるものだと思っている。不慮の事故で他界するかもしれない。それは本当に、わかることじゃない。
でも、あると信じている未来のことに悩むし、未来のことを考えて楽しくも、憂鬱にもなる。
結果、その時々を繋いでいくことは、どの存在にとっても同じこと。

別れの種族が悲しいのではなくて、愛するものと分かれを感じる時間が、長いことがどういうことか。それを思い出にする回数が多くなる。それは悲しいことかどうか。そういったことを考える作品です。

レイリアの人生が、とても印象的でした。私はあの子が最後まで命を手放さず、生き抜いたことがなによりも感動する。何かを思いながら、それでも生きることを、命を残すことを選んだのすごくいいなっておもいます。

冒頭の入野氏のプラネタリウムはやめたけど、この先品に、かなり好きなタイプの入野キャラがいるので、実質入野氏をやめ入野氏をあびにいくという、謎の縛りを受けたのは、どうして?って感じですけど。大画面で見ることができてよかった。