『3月のライオン前編』

添付はライオンならぬネコ科のお猫さま。
実家を巡回ルートとして顔見せに来てくれる人様の家の猫。来ない時もあるみたいですが、私が実家帰った時は大抵顔を見るので「会いに来てくれたのかい!」と前向きな姿勢でいます。
敷居は跨がせられないので、軒での挨拶ですが、よく玄関先の日陰で微睡んでいるらしい。
母の手により愛でられつつ牽制された時の眼光がこれです。


さてライオン。前編。
原作読んだはずなのにさっぱりわすれているライオン。アニメも1話しか見てないのでキャラ名もさっぱりと妖精召喚しそうです。が、島田さんを推す方々のおかげで島田蔵之介さんばかり目がいってしまいます。原作漫画の実写はるろうに剣心以来ですね。あまり積極的に足を運ばない分野なので、パッションが動くというのは結構な希少価値。
ガン飛ばしおやつ合戦が可愛かった!胃痛持ちでタフな佐々木島田さんとワイルドヤクザ棋士内藤さんのバランスがとてもいい。勝負の流れはルール知らずゆえ分かりませんでしたが、雰囲気はぐっと熱くなるものがありました。
印象的だったのは「負けた方は終局に対する心構えを整える心境整理の時間がある。勝った方が終局その時まで、精神消耗の方が激しい」勝ちを理解しておれど、最後まで気を緩める事なく負けの一手を打たないように、相手の終局の一言を聞くまで脳を休ませられない。だからこそ終わった時放心した様に盤を見つめる島田さんの姿が、勝った喜びより解放された安心感とまだこの闘いは続くんだろうという途方もなさに見えます。頭脳の勝負事は、かったやった!と身体を動かす直結の喜びではないのだな、としみじみ思いました。
零にとっての二階堂という友の大きさ、この友人コンビも可愛かったし、有村さんの義姉さんの役が可愛かった。しかし、見たいところは見ることができた様に思えるので、後編はまたDVDなったときにでもという気持ちです。