片桐仁さんのギリ展にいた、謎の生物。
全体的に謎の生物だらけで、最終的に問いたくなるのは「どうしてそうなった」
っと添付画像と内容は関係ない二連発。



『メットガラ ドレスをまとった美術館』

「多くを見せるのはいけない。何もみていないのと同じだ」
この言葉が印象的。中国の映画監督の言葉でした。
あれもこれも見せたい!という衝動が先立つものですが、興味を持ってもらう入り口に大量の情報を置くより、それを元に自ら興味を抱く方向性に持っていくことの方が大切なんですね。


メトロポリタン美術館の美術品と服飾を同時に展示するっていう考えによく至ったなって、まず凄いって感想を抱きます。すでに何度か催されているようですし、今年のこのメットガラはニュースでもとりあげられていたらしいです。あと来年は日本人デザイナーか日本をコンセプトにした展示が計画されているらしい。せっかく概要を目にしたのですから、何か今年はリアルタイムで情報追って見たいな、と思います。

ファッションは美術品か?
日常で着る服ではない、物語の織り込まれた一着の服。絵画だって一枚の絵にその物語が語られるのと同じように、衣装も色合い、形状、デザイン、織りなす模様。物語を折り込めばそれは美術品だと思います。

マックレガーのデザインを紹介された時、初見では怖さを感じました。作品の意向的にも「美しく醜く怖い」を謳うように、マスクで拘束されたようなデザインとか、囚人や隷属というイメージを思い浮かべます。洋服の中に捕らえられた人間という、そう思える時点で一つの物語となり、美術品という概念に匹敵する。

レッドカーペットの俳優女優でセレブ業界の凄い顔ぶれなのでしょうが、さっぱり!アンさんとジャスティンしか名前ぱっと分からなかったです。とにかく皆さん美人だなあ、と見惚れるくらいです。
リアーナの褐色の肌色に黄色いドレス。レッドカーペットを滑る長い裾。すごくエキゾチックで、黄色というと少し幼さも残る色合いなのも相まって、無垢なイメージを受けました。
あと、下心なく胸の膨らみ方がとても綺麗でホゥッと感嘆してしまいます。止まったときのシルエットも綺麗だし、振り返った時の仕草が美しいという言葉に尽きる。