†Omosessualita†

こんばんは。
最近暴食気味の佃です。

いや、いつもか…


ちょこちょこ読んでいる
web漫画があって。

単行本買わない分そういうものを
佃はよく読んでいたりするのです。

いくつか読んでいるんだけども
その中で特に次回更新が
楽しみなものがあって

設定的にはファンタジーで
コメディ要素もあるんだけど
最近は物語が進展したのもあり
佃は純愛ものとして読んでいて。

ざっと言うと
ヒロインの正体が実は人間じゃなくて
人間の男の子といい感じになってきて
正体も明かして距離が近づくんだけど

お互いに違う生き物故に、
お互いのことを知りたいと思いつつ
自分は君のことを何も知らないとか、
私は人間の子みたく可愛くないとか

「人間だから」「人間じゃないから」
ってお互いに悩み始めてしまって
先日の更新で初めて2人が衝突した。

結構、少女マンガとか読むと
純粋にきゅんきゅんするんだけど

この漫画もその男の子が
結構あがったりさがったり
読者をじれったくさせるので
読んでいてにやにやしながら
リア充爆発しろってなります。
いい意味で。

男の子は、
今までの女の子たちと違うタイプの
ヒロインに出会って気になり始めて
人間じゃないことを知ってしまって

それでも、相手のことが知りたいとか
その生き物について本を読んだり
人間とは違うのか？とか考えたり
そんな中で正体を知った後でも
普通に一緒に過ごしていって
だんだん惹かれていくのです。

自分は人間だけど相手は違う、
じゃあどうしたらいいんだ？
本当の姿も見てしまったけど
やっぱり俺は好きだし知りたい、
みたいなことを考えていくのです。

ヒロインの方は
人間そのもののことが知りたくて
人間の姿をして生活してるんだけど
自分にはコンプレックスがあって。
それを否定しなかった男の子に
ぐっと惹かれていくのです。
(正直この辺、うろ覚え)

途中、男の子の元同級生が現れ
その子は普通の人間の女の子で。
自分が人間の女の子だったら…
人間の可愛い女の子だったら…
と、悩み始めるようになって
とうとう衝突してしまうのです。

自分が人間じゃないからこそ
どうしたらいいいかわからない
って、泣きだしてしまうヒロイン。

私は人間じゃないから。
人間のあなたにはわからないよ。
っていうヒロインに男の子は
怒ってしまうわけですね。

男の子は、
違うからこそ理解しようとしてて
そこを否定されてしまったこと。

自分が知らない、人間ではない、
そんなヒロインが自分自身を
丸々否定してしまったことに
男の子は腹を立てたのです。

俺はあいつの世界を何も知らない。
でも、わからないことは俺が教える。
とにかく、知りたい、と思う男の子。

この辺りまで読んで、
男の子の気持ちにぐぐっと
惹かれてしまった佃。


なんていうか…

私は相手が人間なわけで
普通の子なんだけども。

相手の何もかもを知りたいとか
自分には何ができるのかとか
自分は相手と違うからって
悩んだりするところとか

同じではないけれど
一瞬だけ重ねてみてしまって。


私は男の子のように、
自分から行動する勇気は無くて
どうにもできない、って心の中では
正直思ってしまっている。

男の子は自分だけが人間だけど
1人で考えて悩んで、答え出して。

私みたいに、
相談相手を求めるだけで
何もしない人間とは全然違う。

同じような人が居て、
話を聞いて共感してもらえたら
そりゃ心強くて安心するけど。

この男の子みたいになりたいなあ、
と、佃は心底思ったのです。

まあ…ヒロインの場合は
1人だから、思いをぶつければ
それでだめかだめじゃないか
って感じもするんだけど

私の場合は1人のことだけを
考えればいいって話じゃないから

自分だけが考えて、
歩み寄ろうとしても
自分が望むような完璧な形は
そこにはないなと思うし。

会って、話を聞きたい。
何を、どう考えているのか。
知りたい。

それがぽろっと言えるような
人間だったらいいんだけど
佃にはそんなことできない。

歩み寄るのを待ってるだけじゃ
何も動かないのは当たり前なんだけど
私に何も望んでいないんだったら
私は無理に何かをするのは嫌だし
本人たちが作ってきた形を壊して
振り回すようなこともしたくない。

最近気付くと考えていることが多い。
もや〜っとした気持ちになることが
ちょっと増えてきてしまって。
それがなんとも…

自分だけなんだろうなと思うと
とても虚しい、なあ。