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続きは昼寝の後で。



こんばんは。
そういえば9月だね。
色々疲れ果てた佃です。


断ち切らなければいけないものを
先日、全てザックリ切り捨てました。
あんまりすっきりした形じゃないから
まだ、時間をかけなければいけないけど
意外と私は平気になるのが早いから。
いい加減慣れたしいい加減疲れた。
人との衝突や別れを迎えることに。
前も、あれも、これも。あのときも。
起きた直後はそりゃあ心身共にやられて
自分の弱さを毎度痛感するんだけれども
気付くとただの通り道になっている。
いつかは思い出しても平気な記憶になる。
それほど濃厚なもんじゃなかったってこと。


佃は、5年くらいお付き合いして
同じくらい同棲した男性が居ましたが
別れてみたら案外私の方はなんともなくて。
不毛な不倫紛いもとっくに終わりました。


やっと解放されたというか
真っ白とまではいかなくても
やっと何もない状態に戻れたというか。
自分と向き合えるようになったというか。


今やりとりをしている子がいるんだけど
私と違って凄くアクティブで、忙しそうで
チャレンジ精神豊かな子なんですよね。
仕事にも興味のあることにも遊びにも全力で
暇な時間を作ることがないというか。

今の私の生活とは正反対で
普通にリアルが充実していそうな
モテそうで友達も多そうな、そんな子。

それでやりとりはそこそこ続いてるんですけど
どこか遊びに行くたびに写真をくれるんです。
自撮りってやつが主に多いわけなんですけど
自撮りをほぼしないしアイコンなんかを
自分の写真にほとんどしないような
私からは不思議で仕方ないんですよね。
自分の写真を送って喜んでくれる人というのは
せいぜい恋人のような存在くらいなのでは…
と、佃は思ってしまうんですが違うのかね。

で、その行為自体は佃とても嬉しいんです。
ナルシストさんが度々自撮りを送ってくるのは
佃的にトラウマがあってまじで嫌なんですけど
この子は、本当に楽しくて送っているというか
今どきの子っていうかなんなのか。
佃には理解できない領域というか。
佃の人生には居なかった子というか。

話していてつまらない相手だとか
今後特に仲良くする気のない相手には
そんな写真ばしばし送らないんじゃないかと
佃は勝手に1人で考えているんでけど。
信頼というそこまで堅苦しいものではなくても
少なくとも、雑に扱うような関係じゃないと
思ってもいいのかなと佃は思っている。

これがまた何がそこまで大丈夫かというと
この子が男女共にモテそうな容姿の持ち主で。
現代のあれやこれやで加工はされているものの
何枚も送られてきて嫌なものではないのです。
むしろアイドルの自撮りか何かというレベル。

私が今まで出会ってきた中で
写真を度々送ってくる人というのは
根っからのナルシストさんが多かった。
そしてそれが大体ボイさんなのだな。
SNSに上半身裸の写真載せてるボイさんを
最近よくお見かけするなあと思うのですが
私はあの神経だけはどうも理解できん。
佃は俳優やアイドルの上半身裸を見て
きゃーきゃーしたことがないのですが
そんな写真をあげる意味もよくわからんし
貴様が思っているほど綺麗なもんでもねえぞ。
と内心思いながら真顔でスクロールしている。

私の経験は、ぽっちゃりめのボイタチさんが
俺どう?とよく写真を送ってきたりだとか
ロリもボイも着る子がそれらの写真送ってきて
何かしらコメントを欲しがっていたりだとか。
可愛いねーたまんねーなー待ち受けにするわ
とでも言われたかったんじゃねえかなと思う。
更にはプリクラを大量送付してきたりだとか。
学生の頃にプリクラを交換して手帳に貼って
コレクションする人がよく居たりしたけど
佃はそういう道は通らなかった者でして。
おたきあげすべきなのか本当に迷った。
好きでもない相手だったから尚更困った。

そんでナルシストの方に抵抗がある佃だけど
この子は、ただただ純粋に楽しかったことを
今日はこうだった、こんなことをした、
楽しかった!という話がしたくて、
共有したくて聞いてほしいのだなと、
勝手に佃の中で解釈している。
アクティブな現代っ子だしな。

外見的な意味で佃の好みかって言ったら
まぁそれはちょっと違うんですけど。
普通にイケイケな兄ちゃんにモテそうだし
パリピみたいって言ったらそんな気もするし
双子コーデで夢の国に居そうな気もする。
キラキラしてるというか全身からリア充、
人生謳歌してる感ばりばりな子なんですよね。

そんな風に生きれたらなんていいのだろうかと
羨ましく思うくらいの素敵な子なんです。
多分、人として尊敬もできるし純粋に好きで
「いい子だなあ」という表現がぴったりくる。
見ていてこっちが楽しくなる子というか。

これで正しい日本語が使えなかったり
あまりにも堕落した生活を送っていたら
やっぱりその髪の毛の色と同じように
ちゃらちゃらした子なんだなで終わるけど
自分の人生楽しんでるお洒落さんなんだなと。 いや髪色だけで判断することはないですけど
私の友達に髪が緑とか赤とか青とか居たし。

私ははっきりと写真を見せたことがなくて
ほぼわからないものしか晒したことがない。
その子は外見もセクも関係なく好きになったら
その人が好きだと以前言っていたのだけれど
私の外見は彼女にとって有なのか無なのか
そこはすこーし気になってしまう。

私は彼女から写真が送られてくるたびに
彼女のことをべた褒めしているのだけれど
勿論彼女からそういうことは無いわけで。

結構初めの頃に
いつかご飯食べに行こうねって話をして
これはいつになるんだろうなーと思いながら
そういう話題を出したりもしてたんだけど
冗談っぽくさらっと言ってみたんだけど
一度スルーされたことがあって、

あーやらかしたなあなんて思ってたんだけど
そのあとすぐ、彼女の方から、ご飯行こう、
と再度声をかけてくれたので、嬉しかった。
嬉しくて思わずスクショしてしまった。

セクマイの友達も多いみたいだし
行動的で、イベントにも行くみたいだから
きっと話してて仲良くなれそうと思えたら
そうして気軽に声をかける子なのだと思う。

私にとってセクマイの子からの
リアルでのお誘いというのは、ほぼほぼ
相手が自分に恋愛的な感情を向けているときで
ある程度心の準備をしなければいけない段階で
故に、「セクマイ友達」という関係が
なかなか佃は築けなかったんだけど。

この子は、そうではなくて
純粋な気持ちなのだなあと。

私なんかは自分に自信がないから
写真を送るのも時間を有するし
会うのも躊躇ってしまうくらいで
会ったら絶対上手くいかないと思ってるから
このままこの子とは会わない方が良いのでは、
といつも相手の行動に身を任せているんだけど

自分の写真や楽しんだその日の写真を
送ってくれるくらいだから「ご飯いこ!」の
レベルがそもそも私と違うのだなと思う。

緊張してるのも何かを期待してるのも
こういうときは絶対私の方だけなのだ。
友達とご飯食うくらい普通のことなんだけど
佃はその経験が乏しかったのかもしれない。
2人で会うってことはデートだよな!?
と。まるで浮かれている男子中学生のような。
友達とご飯食うのにいちいち理由はいらない。
そもそも私はセクマイ「友達」の作り方を
全く知らない勘違いくそ野郎なのだ。

話していて楽しくて、考えにも理解があって
可愛い子だなと思うのなら、悪い気はしないし
お互いフリーなのだから私はそもそも前提で
即発展NGなくせに見ているのかもしれない。

自分に恋愛感情を向けていない相手だからこそ
私は毎回凄く惹かれてしまう。故に玉砕する。
何もできずに馬鹿を見てしまうのだ。

もはや堕落した生活を送っているのは佃の方。
何の自信があってアプローチできようか。

毎回ここまで書いて
自分はとんだ勘違い野郎だと心底思う。


それでも佃が期待をやめられないのは
今月が、生活が180度変わった今が、
佃にとって大事な月だからだと思う。
何かを起こさなければいけない月であり
何か奇跡でも起これと神にも縋るような
そんな重要な月だからだと思う。

何かに現を抜かして
遊び呆けてる場合ではないのだけれど。

良い出会いがあったのならば
それはその後もいい関係であってほしいし
相手のことをもっと知りたいとも思う。
会って違うと感じたらそれでいいし。


いい加減いい方向に歩きたいよな。
そう思う。

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