恋人と、掲示板の色んな書き込みについて以前話してて、「フェムが希望とか、女性らしい人が良いって書いてあると私は無理だーって思ってスクロールしちゃう」と恋人が話してて、私がこの人に出会えたのは本当にタイミングがよかったなと思った。

私が今まで提示してきた条件の多くは、
・心身共に女性で男っぽすぎない人
・見た目フェムで清潔感がある
・一人称が僕や俺ではない
だったんだけど、これをそのまま書いてたら多分、恋人とは知り合うことは無かったと思う。

性別欄の男女どちらにも丸をつけたくない、男性のことは同じ同性という目線で見ている、一人称は基本的に私だけど本当は俺と言う方がしっくりくる、服装はほとんどボーイッシュでメンズ物を着る、などが今の恋人の心身である。実際に会ってみて私は今まで条件をつけて避けてきたのが馬鹿らしくなるくらいすんなり受け入れられたから、やはり人としてどうかということと、何でもかんでもイメージだけで拒絶してはいけないということを知ったし、何にも偏見ありません!なんて言いつつも、偏見を持っていてそれを晒し出していたのは自分だったのだなぁと痛感する。


恋人はお化粧をしっかりしてて華奢な分、思い切り男性に寄せているわけではない。体毛を剃ってないとか眉毛ボサボサとかでもなく清潔感があって綺麗だし、お化粧は濃い目で女性的な顔立ち。はぁ。私は今まで刈り上げしないような女性が好きなのだと思いこんでいたけれど、全然そんなことはなかった…。彼女の髪色は派手だし、刈り上げているし、それだけで人目を惹く。そんでサングラスやブランド物を身に着けていることによって人が振り返るひど目立つのだ。

私は正直なところ今まで付き合ってきたり好きになってきた女子たちは、ぽっちゃりしていてお洒落に無頓着(けどお化粧だけはばっちり)、ロリータ等は好きだけど決してスタンプ無しのお顔を見せてくれないような加工命の子(かつメンヘラ)、すっぴんにTシャツジーパンでブリーチした髪の毛ボサボサな人(二回り年上)…とかだったので、ここまで洗練された人は初めて。隣を歩いていて逆に恐縮してしまうタイプは初めて。ぶっちゃけて言えば今までの恋人や好きな人にはかなり失礼なのだけれど、顔立ちも体型も服装もパーフェクトで完璧な人は今の恋人以外には居なかったのだ。顔で選んだわけじゃないけどね。

何でこんな素晴らしい人が…何で私なんかを…とはよく考えてしまうんだけど、私なんかよりもよっぽど愛情表現をたくさんしてくれるしストレートに伝えてくれるし、私のことではしゃいでもくれるから、最近は自信がでてきた。

まぁ、かっこいい分、セクマイ、ノンケ問わず女子から声をかけられないかと気が気では無いのだが。こう見えて嫉妬は人一倍だから心配要素は何としてでも無くしたいところだ。

恋人と出会えたのが凄く奇跡的だったこと、今までにない人だということ、とにかくイケメンであることは、何度だって書くと思う。多分。他に誰も話を聞いてくれないからここに書いていくと思う。


んー。一方的ではない話し相手はほしい…