越冬しない毒

ナナカマド。漢字で書くと七竈。

バラ科の落葉高木。
夏には白い小さな花が咲く。
北海道や東北では鑑賞目的でよく植えられ、冬なお残る赤い実に雪が積もる光景が風物詩となっている。
秋の内の捕食を免れ冬にその姿が持ち越されるのは、実に毒性があり、またその毒が雪で凍ると抜ける性質を持つためである。
秋に見向きもしなかったヒヨドリが、雪の中でナナカマドの実をついばんでいたりするのはそれゆえ。

竈に7回入れても燃えずに残ることからこの名がついた。
炭にするには七日間竃で焼く必要があるからとの説も。
いずれにせよ相当固く燃えにくい。
そのため火災避けのご利益にあやかろうと神社でも植えられる。

割と前に撮りっぱにしてたものなので、雪どころか紅葉もしていません。


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薔薇の尻

バラ類の果実。
園芸用に品種改良されたバラではなく、主にワイルドローズと言うバラの原種に実る。
ミニトマト並にでかいので、ハマナスの可能性大。

本来果実は子房が膨らみ結実するが、バラは子房を包む花托が膨らんで実となるため、バラの実は厳密には実ではない。
子房以外でできた果実は偽果と呼ばれる。
尻側に付いたガク(ヘタ)がその証で、偽果に対する真果はトマトのように実の頭側にガクが付いている。
ちなみにリンゴやナシも偽果である。

これもぎ取ったらローズヒップティー作れるんだろうか。
公園のだからやらんけど。


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くださいそれを読むここでは

これ特定できず。

取り敢えずアリウム、要するにネギ科であり葱坊主だとは……思う……。
でもブルーパフュームで調べると微妙に違う気がする……ので特定できず。


写真とは全くの無関係ですが、エキサイトな翻訳の怪文書メールはまだ届きます。
タイトルはその一文です。吸引力は凄いある意味。
茸は相変わらず仕事してくれません(報告窓口の意味)

「既に最近あなたを送信した素敵なものを見ましたか。それはちょうどとても素晴らしい!」

SAN値直送程度は若干削れてきたかな?


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虫瘤ではない

コブシ。漢字で書くと辛夷。
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹。

春は白い大振りの花を咲かせ、秋口にはピンクの奇妙な集合果が実る。
遠目だと花と見紛うきれいな色だが、寄って形を確認すると虫の卵のようにも見える。

ちなみに、鼻炎や鼻づまりに効く漢方薬となる。生薬名は辛夷(しんい)
辛夷は中国語で「木蓮」の意(ややこしい)
日本でのコブシと言う呼び名は、この実が子供の握り拳に似ていることから付けられたと言われる……似てるかあ?(難癖)


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赤い果肉塊

生のプルーンを貰ったのでコンポートにしようと思ったら、煮すぎてジャムに肉薄した件。
見た目固体だったのに、ちょっと触るとぐずぐずになった。
最初に見たレシピで20分煮ろってあったから従っただけなんですが……他のレシピでは平均5分であったな。

コンポートでもジャムでも果実の重量の半分が砂糖の適量らしいんですけど、実際用意しようとするとその視覚的分量に戦慄するので更にその半分にします。
別にケーキ焼く訳じゃないからいいんだ。
それでも十分過ぎる程甘く、ヨーグルトを混入しなければ摂取できないレベル(感じ方には個人差があります)
うん全方位からジャムだ、ジャム作ったってことにしよう。

黒っぽく見えるのは勝手に剥がれて丸まった果皮です。
食えるので取り除きません。
果皮ごと煮るとマゼンダ寄りに赤くなる、紫じゃないんだって思った。

水は加えず、果物自体の水分だけで煮る派です。
ポッカレモンと言う名のレモン汁は少々。
本当はワインで煮てみたい。


再録作業つらい……過去原の直視に耐え兼ねつい大阪城に潜ってしまう。


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謎の花房

これ、幾ら調べてもドンズバなの出てこないんですが(敗残兵)

行動範囲内の2箇所で見たから、レアって訳では……ないかと。
片方道端、片方廃屋の脇に、半分野草の如く無造作に咲いていたので、手入れはいらない系かと。
植物図鑑的サイトで近い感じの見つけても葉が違ったり、よく見ると花の形が違ったり。
ご存じの方いらっしゃいますかね……何も出ませんが。


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パイムーチン

ムク……ゲ?(全力で自信ない)

漢字で書くと木槿。中国原産で平安時代に渡来。
色だけでなく、花弁の枚数にもバリエがあり判別しづらい。
真っ白なやつは大徳寺とか呼ぶ模様。仏法を象徴する花だそう。
開花時期は6〜10月。旧暦的には秋の季語。
耐寒性・耐暑性を備えた強靭な落葉低木で、切った枝を地面に刺しておくだけでいつの間にか根付くらしい。バイオハザード待ったなし。

駐車場脇に無造作に群生してました。
根が幅を取らないから垣根としても利用されると……植えたとは思えない無造作ぶりでしたが。
中国語でムーチン。白いからパイと付けただけで、こんな固有名詞がある訳ではないです多分。


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マメ科のナニカ

紫馬肥(ムラサキウマゴヤシ)

……位しか近いのが見当たらない。直感がマメ科と告げている以上の確信がない。

マメ科の多年草。西アジア原産。英名アルファルファ。
栄養に富むため用途は牧草。スプラウトの状態で人間様も食用にする。
日本には明治以降に伝来したが、土壌が不向きで広く導入されることはなかった。
しかし後に北海道で耐病性・耐寒性を持たせた新品種が開発され、そのまま北海道を主として定着した。

牧草地とかじゃなく、普通の道端で野生化してました。
ピンポイントで北海道だし、可能性は高くていいのか……?



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中米原産

恐らくは黄花秋桜(キバナコスモス)

夏に花が咲く一年草。
花は同じ株でも黄〜橙の振り幅がある模様、と言うかあった。
葉は秋桜ほど細くなく、菊と秋桜の中間な印象。元より秋桜は菊科だった。
頑強で日光浴さえできれば育つ。
寧ろ炎天下を好む太陽の花。さすが中米属。
見つけたのも車道側の道端でした。花壇ですらなかった。完全に放置プレイで勝手に増えてる。

原産地はメキシコつまりアステカ(最近描いてないけどまだ好き)
日本に来たのは大正時代だからライドウに出しても大丈夫。


これはちょい前に撮りっぱにしてたやつで蕾が多いですが、今日はもっと咲いてました。
本当は鳥を撮りたい、しかし携帯カメラで撮れるほど奴等は甘い被写体ではなく。
水鳥ならまだ近距離で静止していてくれそうですけど、近くにそんな水場はなく。

鳥と言えば、以前夜中にけたたましく鳴いていたのはレア種のヨタカではなく、ホトトギスだったのではないかと数年越しに思いました。
とりぱん大図鑑読み返してたら思い出しまして……ホトトギスは夜も鳴くと。
本では「知らない人は夜中に鳴くウグイスかカエルだと思ってる」とありましたが、夜にキョキョキョキョ鳴くのはヨタカって先入観になるのは、半端な鳥フリークならではなのですかね。

別名銀金木

多分、瓢箪木(ヒョウタンギ)

春に花が咲き、夏に赤い実がなる。
隣同士の実が合着して瓢箪のような形になることが、名前の由来らしい。
有毒。

てことは鳥も寄り付かないのか……無競争な可食域を広げるため、特定の毒を無力化する鳥もいますけど。
まあ、植物の毒性を最も広く無力化するのはヒトだって話ですが。
山葵や葱や辛子涙目。
犬猫は玉葱が駄目なのではなく、平気なヒトの方がおかしいレベル。
辛味がうめえとかマゾでしかない、実際辛さは味覚じゃなく痛覚ですし(黒胡椒と山椒うめえ)


そう言えばコンビニコピー機にスキャナーサービスあったようなと薄ぼんやり思い出し、大型スキャナー買えなくてもそれで用を足せないか? と調べてみたら、
1枚30円もするんですねえ?
何故? 紙もインクも消費しねえでしょ……?
駄目だこれでは根本的な解決策にならない、枚数ある場合コスパ悪い。
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