迷って没にした方の色

昨年PCが逝去したゴタゴタで、半年放置していたネームを漸く形にしました。
www.pixiv.net

時が経ち過ぎ自分の中で今更感が拭えず、一番楽な方法でやっつけました。
仕事絵を急ぎ仕上げる上で発見した、
「コピー用紙に描くとゴムかけてもボールペンや筆ペンの線が薄くならない」
ことを生かす時と。


前回支部に上げる時(小片)、グレスケからPNG/JPGに変換すると線がごん太りグレーも暗黒化する現象への根本的な対策が見つからず、色刷りにする(刷ってない)ことで誤魔化したんですけど

グレスケ(作業モード)→RGB→PNG

これで概ね解決することに今回気付きました(太るも許容範囲内)
色付けるまでもなかったんだ!!?
道理でカラーは黒線部分も太らないと……いやそこで気付くべき。

いくら検索しても、そんな最適解はついぞ出てきませんで。
よもや今のお絵描きマンは皆モノクロでもRGBで作業を……?
まさかそんな容量の無駄な。


内容としては清麿刀の雰囲気漫画です。
昔よく二次でこんな漫画描いてたなと、ひどく懐かしい気分に。

昨年作ったネーム段階だと、この話にはぶんとさ組がいました。
調査員らしく異変の調査報告をする肥前と、関係あるんだかないんだかなうんちくを披露する先生。
しかし長いブランクを経て、これ冗長じゃねと感じてしまい、まるごとカット。

わたし同人誌を軽率に出していた頃、印刷費はページに比例して増えると言う切実な現実により、これ以上削れない域まで話をダイエットさせる癖がつきまして。
ほぼインターネットお絵描きマンになった現在も、染み付いたそれが抜けません。

そうして削ぎ倒していくと、今度は「これ面白いのか……?」の疑問が膨れ上がってきます。
枝葉を切り落とし幹だけになった木を見て、人は感慨を覚えるのかとかそう言う……(袋小路)

悩むのに疲れたら(飽きたら)上げ時です。
諦めってやつです。